住宅購入に必要な知識やノウハウのTOPに戻る

フラット35


住宅購入の際、ほとんどの人は「住宅ローン」を利用します。
どの住宅ローンを利用するかは、「金利」の水準、金利の「タイプ」、「返済方法」などを基準とします。

住宅ローンといえば、以前は「住宅金融公庫」の融資を利用するのが一般的でした。
しかし、住宅金融公庫は2007年3月に廃止され、4月から「独立行政法人 住宅金融支援機構」となり、それに伴い、一般向けの公庫融資は廃止となりました。
現在は、「フラット35」の支援事業のほか、災害時の住宅復興融資など、民間金融機関では対応が難しい融資事業などを中心業務としています。

現在、住宅ローンの主流となっている「フラット35」について説明します。

フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して一般向けに提供している長期固定金利型の住宅ローンのことです。
以前は、「新型住宅ローン」「証券化ローン」「公庫提携ローン」「公庫買取型ローン」とさまざまな名称で呼ばれていましたが、全期間固定金利、安心の住宅ローン、最長35年間という3つの特徴を反映する名称として、2004年12月からフラット35に統一されました。

フラット35の最大の特徴は、最長35年間借入をした場合でも、最初に設定された金利が返済終了まで適用される「全期間固定金利型」であるということです。
一度借り入れたら金利が全く変動しないので、住宅購入後の生活プランも安心です。

フラット35には「買取型」と「保証型」の2種類があります。
従来からあるフラット35は「買取型」と言われるもので、民間金融機関の住宅ローン債権を住宅金融支援機構が買い取り、それを担保とする債券を発行することで長期の資金調達を行なっているものです。
一方「保証型」は、債権の買い取りは行なわず、フラット35を担保として発行される債券等の債務の支払いについて、住宅金融支援機構が保証を行なうというものです。

フラット35の借入条件はどの金融機関でも同じですが、金利と融資手数料はそれぞれに異なるのが特徴です。
したがって、有利な条件の金融機関を選ぶことができるわけです。

フラット35は、15年〜35年間の返済期間の範囲内で1年単位で決められる固定金利の住宅ローンです。
当然金利変動の影響で返済額が上昇することがありませんし、比較的低金利での借入れが可能です。
一般的な銀行ローンを借りるときにかかる「保証料」は不要で、最高で8,000万円までの借入れが可能です。

一方で、フラット35を申込んだ後、住宅金融支援機構が貸出承認を行うまでに一定期間を必要とします(2週間〜1ヵ月と金融機関によって異なります)。
また、金利は申込時点ではなく、融資実行時の金利が適用されます。

フラット35の主な借入条件は次のとおりです。
・安定した収入があること
・申込日現在の年齢が70歳未満(親子リレー返済を利用する場合は70歳以上でも申し込める)
・購入する住宅の面積が、マンションでは30平方メートル以上、一戸建てでは70平方メートル以上で、購入価格は1億円以下
・耐震性や耐久性などが一定基準以上であること

関連コンテンツ

民間住宅ローン

住宅ローンには、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携・提供している長期固定金利型のフラット35や財形住宅融資、自治体融資などの公的融資のほかに、100%民間の住宅ローンがあります。 民間の住宅ロ・・・

財形住宅融資

財形住宅融資とは、一般財形貯蓄・財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄のいずれかの財形貯蓄を1年以上行なっている勤労者向けの住宅融資です。 申込日前2年以内に財形貯蓄の預入れを行ない、そして、申込日の時点で残高・・・